追記:iアプリを動かすAndroidアプリ、公開しました。
http://android.develga.com/2014/07/androidi.html
iアプリは米国Sun Microsystems社(現在は米国Oracle社)により開発された家電製品・組み込みデバイス向けJavaプラットフォームであるJ2ME CLDCで規定されているAPIと、ユーザインターフェースやHTTP通信などiモード対応機種用に作成されたiアプリAPIにより構成されています。
https://www.nttdocomo.co.jp/service/developer/make/content/iappli/architecture/index.html
iアプリ
iAppli is Dead (Seriously)
iアプリを知らない奴がいるのか。
iアプリはiPhoneで動くアプリのことではない。
iアプリは docomoのガラケーで動くアプリ のこと。
iOSアプリとかAndroidアプリとかのガラケー版な。
(そういう言い方は気に食わないがな)
私が今回の記事で扱うのはゲームのみな。
iアプリをAndroidでやるか
記事タイトルをみて、
せっかくスマホにしたっていうのに、Androidでiアプリやらないよ。
いまは、パズドラ、モンストだろ。
と思ったかもしれない。
Androidでiアプリはやらない理由として以下を挙げておく。
- iアプリやるより、スマホのゲームやるよね
- UIが変わっちゃうよね(スマホにキーパッドはない)
iアプリはしょぼい。それほんと?
iアプリしょぼいとかいうキミの記憶は 間違っている 。
確かにファミコン以上、スーファミよりしょぼいクオリティのゲームが多かった。
しかし、短絡的に判断してはならない。
なぜなら、iアプリの全盛期には、スーファミも
いや!プレステも、
いやや!Wiiも
発売された世界で作られたのである。
それゆえアイディアとして尖ったもの、洗練されたものが(なかには)あった。
リッチなゲームが溢れる世界で膨らんだそういったアイディアは、
非常に(いやまじで非常に)限られたリソースをいかに効率的に使うか、
という技術的な問題を乗り越えて作成された。
iアプリは超面白い。それほんと?
一方でiアプリ超おもしろいというキミの記憶も 間違っている 。
iアプリはあくまでレトロゲームであり、
個人小規模ゲームが台頭した時代の歴史的資料に過ぎない。
思い出補正というやつだろう。
Androidで動かすに足るか。
iアプリは歴史的な資料。アーカイブだ。
遊ぶのではなく、歴史を閲覧するのだ。
ファミコンや初代プレステのゲームは今も社会に残っていると言える。
なぜなら、今も遊べるからだ。
Wiiやプレステで昔の古いゲームが販売され続けている。
カセットをデータ化すれば
ファミコンというハードなしで、
パソコンやスマホ上で動かすことができる。
ゲームは遊べないと社会から消えるのだ。
だから
- iアプリやるより、スマホのゲームやるよね
- UIが変わっちゃうよね(スマホにキーパッドはない)
とかは、まー、その、どうでもいいんだ!!!!!
Androidで動かす
というわけでAndroidでiアプリを動かすことを考える。
iアプリは何語か。
幸運なことにJavaだ。
しかももっと幸運なことにこのブログが対象としているAndroidアプリもJavaだ。
しかしiアプリはDocomo専用のAPIを含んだDoja(ドコモジャバ)だ。
(Dojaをなんて読むのかは知らない。今となっては知る由もない。)
技術的な話。
やることは以下だ。
- Docomo専用のAPIをAndroidで動くように実装する
- ガラケーの物理キーを画面に表示して押せるようにする
- iアプリをAndroid(DalvikVM)上で動作可能な形に変換する
できそうだ。
先行した、関連したもの
iアプリ変換機。
iアプリをAndroidアプリに変換しようという人はすでにいた。
とか。
どれもアーカイブ目的じゃない。ガチで売る気だ。
なにより私が気になるのは「ソースコード」が必要ってところ。
それじゃあ製作者しかAndroidアプリに変換できない。
開発用エミュレータ。
iアプリの開発環境を入れたWindowsでは、iアプリを動かすことができる。
(どうやってアプリを入手するかは別の話)
最後に
つくります。
音と3Dは諦めそう。。。